こんにちは、ぐり子です♪
毎日暑い日が続いていますね。
先日ドライブで涼を求めて関ヶ原にある「関ヶ原鍾乳洞」に出掛けてきました!
洞内はまるで冷房の効いた部屋にいるかのようにひんやりしていてとても気持ちが良く、程よい暗さと狭さでまるで洞窟探検をしているかのようなドキドキ感を味わえました。
関ヶ原鍾乳洞は、私が小学生だった時によく両親に連れられて出かけた夏の思い出の場所でもあります。
実に20年以上振りの再訪になりましたが、とても楽しかったです♪
この記事では、現地で撮影した写真とともに、関ヶ原鍾乳洞の見どころや周辺情報をたっぷりご紹介します!
※掲載情報は、2023年8月9日時点での情報です。
・夏の避暑地を探している人
・自然や地形に興味がある人
・洞窟探検が好きな人
・関ヶ原で観光を楽しみたい人
・大切な人との思い出作りをしたい人
関ヶ原鍾乳洞ってどんなところ?
「関ヶ原鍾乳洞(せきがはらしょうにゅうどう)」は、天下分け目の合戦の地・関ヶ原にあります。
標高210メートルの岩倉山のふもとにある鍾乳洞で、全長518メートルの通路には多くの鑑賞ポイントがあり、約20分の散策コースとして公開されています。
見どころは、最大約2メートルもある大きな鍾乳石の「玉華殿」、天井まで10メートルの高さを誇る「昇竜の間」、そして今から約2億5千万年前に海中に生息していたと言われているウミユリの化石などです。
洞内の気温は年間を通じて15℃のため、夏はひんやり涼しさを感じ、冬は温かく感じながら探索できます。
また、鍾乳洞の外は「玉倉部の清水(たまくらべのしみず)」という岐阜県名水50選に登録されている場所や、緑に囲まれた風景が広がっており、森林浴も楽しめます。
近くにはおみやげ売店や、湧き水を使って作る手打ち蕎麦が食べられる食堂もあるので、鍾乳洞を楽しんだ後に食事をすることも可能。家族連れやカップルなどにおすすめの夏のレジャースポットです♪
関ヶ原鍾乳洞は、自然がいっぱいの素敵な場所です!
夏のお出かけにおすすめですよ♪
関ヶ原鍾乳洞の営業時間
関ヶ原鍾乳洞は、年中営業しており、1年中見学することができます。
関ヶ原鍾乳洞の営業時間
営業時間 | 休業日 | |
夏季 (7〜8月) | 9:00~17:30 (最終受付17:00) | 無休 |
春秋 (3〜6月・9〜11月) | 9:00~17:00 (最終受付16:30) ※春休み、GW、祝日は営業 | 水曜定休 |
冬季 (12〜2月) | 10:00~16:00(最終受付15:30) ※金曜〜月曜のみの営業 | 水曜定休 ※火曜〜木曜 及び 12/31~1/1も休業 |
7〜8月中は朝9時から夕方17時半までの営業で、最終受付は17時までになります。お休みはなく無休です。
関ヶ原鍾乳洞の入場料金・お得な割引券情報
関ヶ原鍾乳洞の入場料は以下のようになっています。
区分 | 料金 |
大人(中学生以上) | 700円 |
小人(小学生) | 300円 |
幼児(3才以上) | 200円 |
ちなみに、ペットの入場は不可となっていますので犬などを連れている方は注意しましょう。
また、関ヶ原鍾乳洞の公式サイトでは、お得な割引券を入手できます!
該当リンク先にあるPDFデータを印刷し、必要事項を記入して券売所に持っていくと、通常料金から割引してもらえます。行く前にぜひチェックしておきましょう♪
\ お得なHP割引券はこちらから/
関ヶ原鍾乳洞の所要時間
鍾乳洞の中を見学した所要時間は、約20分でした。
(鍾乳洞以外の場所を見たり、食事をしたり、お土産を購入する時間は含まれていません。)
自然の造形美・鍾乳洞とは?どうやってできる?
鍾乳洞(しょうにゅうどう)とは水の侵食によって石灰岩地帯にできる地下の空洞のことです。
石灰岩に雨水などがしみ込み、長い年月をかけて岩を溶かし削ることで地下に穴や通路が出来上がっていきます。
ちなみに、人が入れる大きさになるまでは1万年はかかると言われ、長い年月を必要とします。
鍾乳洞の内部には鍾乳石(しょうにゅうせき)と呼ばれる、天井から垂れ下がった状態の石灰岩があります。
これは石灰岩の中に含まれる炭酸カルシウムが沈殿して成長したもので、およそ130年かけてやっと1センチに伸びると言われています。
関ヶ原鍾乳洞のある山々も石灰岩で出来ており、その多くが約2億5千万年前の海中に生息していたサンゴや貝の残骸が堆積してできたものです。
気が遠くなりそうな年月をかけて削り開いた通路は、地球の大きな歴史を知るきっかけになります。
鍾乳洞は自然が作り出す芸術作品。
その不思議な探検に早速出掛けてみましょう♪
いざ、関ヶ原鍾乳洞を探検!
関ヶ原鍾乳洞は、全長518メートルの洞窟です。
段差のない舗装路で車椅子やベビーカーでの通行が可能となっています。
鍾乳洞探検におすすめの靴と服装
鍾乳洞探検には、歩きやすい靴と動きやすい服装がおすすめです。
洞内は滑りやすい場所もあるため、安定感のある靴を履いていきましょう。
服装は、真夏の時期に半袖1枚でも平気でした。
私個人の感覚では、冷房が効いた部屋の中にいるような感じで、寒すぎることはなかったです。
(涼しさの感じ方には個人差がありますので、心配な方は何か1枚上に羽織るものがあると良いです)
関ヶ原鍾乳洞の入口
チケット券売所で入場券を購入したら、入口から洞内に入っていきます。
洞内へ一歩足を踏み入れるとひんやりとした空気が体を包み、狭くて薄暗い空間が奥まで続いています。
関ヶ原鍾乳洞の中は昔ながらの鍾乳洞という感じで、通路に照明が付いているだけのシンプルな作りになっています。
基本は照明が点いているので明るいですが、場所によっては薄暗い場所や天井が低くなっているところもあるので周りに気を付けながらゆっくり進みます。
関ヶ原鍾乳洞の内部
しばらく進んでいると、鍾乳洞で一番の見どころである巨大な鍾乳石が目の前に現れます。
この鍾乳石は、雨水に含まれる酸が石灰岩を溶かして出来たもので、大自然が生み出した芸術作品と言われています。
関ヶ原鍾乳洞で一番大きなものが玉華殿(ぎょくかでん)の約2メートルの鍾乳石です。
鍾乳石は130年に1センチ程度伸びると言われているため、この鍾乳石はここまでの大きさになるまで2万6千年もの長い歳月をかけて作られたことになります。
その他にも、天井まで10メートルの高さを誇る「昇竜の間」、鍾乳石と石筍が繋がって出来た巨人の足を思わせる「巨人の足」など、さまざまな鍾乳石を鑑賞することが出来ます。
関ヶ原鍾乳洞では化石が見れます
洞内では今から約2億5千万年前に海中に生きていた生物・ウミユリの化石が見れます。
大昔、関ヶ原鍾乳洞がある場所は海だったようです。
ウミユリは現在のヒトデやウニの仲間で、海中のプランクトンを食べて生きていました。
写真ではちょっと見づらいですが、赤丸で囲った、縦に複数のスジが連なった部分がそれです。
その他にも、ニジマスが泳ぐ水路などもあり、さまざまな鑑賞スポットがあります。
天井や壁には落下防止のネットが張られており安全に見学できるようになっています。
見どころの説明パネルを読みながら、洞内をゆったり探索してみてはいかがでしょうか。
関ヶ原鍾乳洞は、自然が作り出した風景に発見と驚きがある場所です。気になったらぜひ行ってみて下さい♪
探検に疲れたらソフトクリームを食べてひと休み
鍾乳洞の中はそこそこ長い距離を歩きます。洞内を探検し終わったらちょっとひと休みしたいですよね。
そこでおすすめなのが、おみやげ売店で買える冷たいソフトクリーム♪
価格は1個350円(税込み)。味は、「バニラ」「ソーダ」「チョコレート」「抹茶」「ストロベリー」「黒ごま」の、全部で6種類があります。
座れる場所は売店の中とチケット券売所横にある木陰のベンチがあります。
特に緑に包まれた風景と蝉の鳴き声を聴きながら食べるソフトクリームは最高ですよ♪
鍾乳洞の探検が終わった後におひとついかがでしょうか。
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関ヶ原鍾乳洞の外も見どころ満載!
関ヶ原鍾乳洞の外にも見どころスポットがあるので紹介します♪
玉倉部の清水(日本武尊居醒の泉)
鍾乳洞の入口付近に「玉倉部の清水(たまくらべのしみず)」という、岐阜県名水50選のひとつに登録されている湧き水があります。水質は良質なもので、透明に透き通っており綺麗です。
別名「日本武尊居醒の泉(やまとたけるのみこといざめのいずみ)」とも呼ばれており、日本神話の神様である日本武尊が毒に冒された際にこの水を飲んで一命をとりとめたという伝説から「居醒の泉」の由来になっています。
この伝説は日本最古の書物と言われている「古事記」に記述されており、関ヶ原が日本武尊ゆかりの地であることがうかがえます。
玉の火薬庫跡
関ヶ原鍾乳洞の駐車場から車で1〜2分進むと、「玉の火薬庫跡」という太平洋戦争時に活躍した大きな火薬庫跡があります。
正式名称は「名古屋陸軍兵器補給廠 関ヶ原分廠」と言い、大正3年に開設され、昭和20年までの約30年間使用されていました。
現在内部に火薬は残されていませんが、入口から約5メートル程まで中を自由に見学することが出来ます。
ちなみに、火薬庫の建設地に関ヶ原が選ばれた理由は、①東海道本線に近く交通の便が良い、②付近に民家がない、③地形的に小高い山が点在しており土塁の構築に適していたことが挙げられます。
戦時中の火薬庫は山林に上手くカムフラージュされていたので、最後まで空爆されることなく終戦まで残りました。
玉の火薬庫の場所
玉の火薬庫紹介動画
関ヶ原といえば天下分け目の合戦の舞台として有名ですが、戦争遺跡も数多く残っています。
戦争の歴史を伝える大変貴重なものですので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
関ヶ原鍾乳洞の場所と行き方
基本情報
所在地 | 〒503-1545 岐阜県不破郡関ヶ原町大字玉1328-3 |
電話番号 | 0584-43-0092 |
営業時間 | 【7~8月】9:00~17:30 (※無休) 【3~6月・9~11月】9:00~17:00 (※春休み、GW、祝日は営業) 【12~2月】10:00~16:00 (※金曜〜月曜のみの営業) ※受付は30分前まで |
休業日 | 水曜定休 ※【12~2月のみ】火曜〜木曜 及び 12/31〜1/1は休業 |
料金 | 大人(中学生以上)700円 小人(小学生) 300円 幼児(3才以上) 200円 ※25名様以上団体割引あり |
トイレ | あり |
駐車場 | あり (無料) |
SNS | |
公式サイト | 関ヶ原鍾乳洞(クリックで表示) |
アクセス
・名神高速道路「関ヶ原IC」から車で10分
・北陸自動車道「長浜IC」から車で25分
・伊吹山ドライブウェイから西へ車で7分
公共交通機関より
・JR関ヶ原駅からタクシーで10分
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駐車場
関ヶ原鍾乳洞には、車が200台ほど停められる広い無料駐車場があります。
車が全く停められないということはありませんが、お昼時はやや混雑があり、売店やトイレに近い場所から埋まっていきますので注意が必要です。
公衆トイレ
売店横に公衆トイレがあります。
女性用、男性用、多目的トイレに分かれており、女性トイレ側には赤ちゃんのオムツ用の交換台が設置されています。
夏のお出かけにはぜひ「関ヶ原鍾乳洞」へ
・関ヶ原鍾乳洞は、標高210mの岩倉山のふもとにある鍾乳洞。
・全長518mの通路には17箇所の鑑賞ポイントがあり、所要時間約20分で1周できる。
・洞内の気温は年間を通じて15℃。夏は涼しく、冬は暖かいのが特徴。
・見どころは、約2mもある巨大な鍾乳石や古生代の生物の化石など。
・鍾乳洞の外には岐阜県名水50選に選ばれている水のスポットや、戦時中に活躍した火薬庫跡がある。
・鍾乳洞は1年中見学することができ、夏季は朝9時〜夕方5時半まで営業している。
今回は、関ヶ原鍾乳洞を紹介しました。
関ヶ原に訪れる機会がありましたら、ぜひ関ヶ原鍾乳洞に出かけてみてくださいね!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この記事があなたの参考になれば幸いです♪
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