今回は、大垣市墨俣町にある「墨俣一夜城・犀川堤の桜」をご紹介します。
墨俣一夜城・犀川堤の桜は、県内でも人気の桜スポット。戦国時代、豊臣秀吉が築いたとされる歴史ある城と、約3.7kmにわたる桜並木が織りなす風景は、この春ならではの絶景です。
さらに、「すのまた桜まつり」では屋台やライトアップも楽しめ、昼夜を問わず桜を満喫できます。歴史と自然が調和する春の名所を、ぜひ巡ってみませんか?
本記事では、現地で撮影した写真とともに、墨俣一夜城・犀川堤の桜の見どころや桜の見頃時期など、詳しく解説しています。ぜひ春のお出かけの参考にしてみてください。

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・墨俣一夜城・犀川堤の桜の場所や行き方
・桜開花時の駐車場や周辺情報
・桜の見頃時期
・2025年度開催「大垣市すのまた桜まつり」の詳細
最終更新日:2025年3月9日
歴史と桜が彩る撮影スポット!「墨俣一夜城・犀川堤の桜」

墨俣一夜城は、戦国時代に木下藤吉郎(のちの豊臣秀吉)がわずか一夜で築いたとされる歴史あるお城です。
その周辺や犀川の堤防には、春になると約800本の桜が咲き誇り、美しい風景が広がります。
桜が満開を迎える頃には「大垣市すのまた桜まつり」が開催。堤防沿いに屋台が立ち並び、夜にはライトアップも行われて幻想的な風景を楽しめます。(※今年(2025年)は、3月22日(土)〜4月13日(日)までの開催予定です。)

墨俣一夜城は、墨俣町を代表する観光名所です。
城の内部は歴史資料館となっており、一夜城や墨俣の歴史に関する資料が数多く展示されています。
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春爛漫の散策へ!「さい川さくら公園」から「墨俣一夜城」、「犀川堤」
※掲載写真は、2024年4月に撮影したものです。
桜に包まれる「さい川さくら公園」

今回は、さい川さくら公園の駐車場に車を停め、そこから春の散策をスタート。車を降りると、ふわりと優しい春の風が頬を撫で、目の前には淡いピンクの桜が広がっていました。
堤防沿いにはソメイヨシノがぐるりと植えられ、桜並木は墨俣一夜城まで続いています。どこを歩いても視界いっぱいに桜が広がり、まるで春に包まれているような気分でした。


桜まつりの賑わいと食べ歩きグルメ

公園を抜け、道路沿いに出ると、「すのまた桜まつり」の屋台が並んでいました。
今回は平日の訪問だったため、すべての店が開いているわけではありませんでしたが、みたらし団子やフライドポテトなど、思わず手を伸ばしたくなるグルメがズラリ。香りに誘われ、足が止まりそうになりながらも、先を急ぎます。
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歴史と桜が調和する「墨俣一夜城」

次に向かったのは、今回の目的地である墨俣一夜城。普段は静かで落ち着いた雰囲気のこの場所も、春には華やかな装いに変わります。
橋へと続く道には「すのまた桜まつり」ののぼり旗がはためき、青空を背景に、歴史あるお城と桜が織りなす美しい風景が広がります。カメラを向け、この瞬間を逃すまいとシャッターを切りながら、心の中にもそっとこの景色を焼き付けました。
桜のトンネルが続く「犀川堤の桜並木」

最後に訪れたのは、犀川堤の桜並木。墨俣一夜城から南へ進むと、まるで桜のトンネルのような一本道が現れます。
両脇に立ち並ぶ桜の枝が優しく重なり合い、歩いているとまるで花の中を進んでいるかのよう。この静かで穏やかな風景の中、ただ桜を眺めながらゆっくりと歩く時間は、とても贅沢なものでした。

春の訪れを五感で感じた今回の散策。桜の美しさはもちろんのこと、歴史ある墨俣の街並みや、お祭りの賑わい、美味しい屋台グルメと、どこを切り取っても春の魅力が詰まっていました。
来年もまた、この桜に会いに来たい。そんな思いを胸に、名残惜しさを感じながらも、春色に染まった墨俣を後にしました。

ちなみに、春は桜がメインの犀川堤ですが、梅雨の時期には約3,800本のあじさいが彩ります。6月にまた訪れてみてください。

桜の見頃時期は、3月下旬から4月上旬頃

墨俣一夜城・犀川堤での桜の見頃時期は、例年3月下旬〜4月上旬頃です。
この時期になると、堤防一帯がピンク色に包まれ、春の訪れを感じさせる美しい風景が広がります。

今年は開花が遅れているそうなので、詳しくは最新の情報をご確認ください。
大垣市すのまた桜まつり 2025年度開催決定!

ここでは、墨俣一夜城・犀川堤で行われる春のイベント情報をご紹介します!

毎年恒例の「大垣市すのまた桜まつり」が、今年は 3月22日(土) から 4月13日(日) まで開催されます。
期間中、墨俣一夜城周辺では満開の桜が咲き誇り、昼夜を問わず春の絶景を堪能できます。
特に見どころは、桜の満開時に行われる「墨俣一夜城の夜間特別開館と夜間ライトアップ」。
歴史ある城と夜桜が織りなす幻想的な景色は、この時期ならではの美しさ。ぜひ、春の夜の贅沢なひとときを楽しんでみてください。(※特別開館は20時まで、ライトアップは22時まで実施予定です。)

開催期間:2025年3月22日(土)〜4月13日(日)まで
場所:墨俣一夜城一帯
墨俣一夜城・犀川堤の場所と行き方
基本情報
所在地 | 〒503-0102 岐阜県大垣市墨俣町1742-1 |
問合せ | 0584-62-6283 |
アクセス | 【バス】JR大垣駅→名阪近鉄バス「墨俣」下車、徒歩12分 【車】名神高速道路「大垣IC」より約30分 |
駐車場 | 有り ※桜開花時期、要協力金 |
ホームページ | 墨俣一夜城・大垣市公式サイト(外部リンク) |
駐車場と交通規制情報

墨俣一夜城・犀川堤の駐車場は、
①さい川さくら公園駐車場
②さくら会館駐車場(臨時)
③大垣市墨俣地域事務所駐車場(臨時)
の、3ヶ所があります。
特におすすめなのが、メイン駐車場の「さい川さくら公園駐車場」です。
駐車場の場所と利用方法については、以下の通りです。
さい川さくら公園駐車場
さい川さくら公園駐車場の場所
さい川さくら公園駐車場は、約300台の車を収容できる広めの駐車場です。墨俣一夜城までは徒歩5分程という好立地。利用できる時間は、朝9時から夕方6時半までと決まっており、時間外は施錠されており中に入れませんのでご注意ください。
>>さい川さくら公園駐車場の利用案内はこちらから(公式サイトへ)
協力金について
桜まつり中は、駐車場入り口で協力金の徴収があります。
協力金は、一般車両は1台につき500円、中型・大型車両は1台につき1,000円です。この協力金は、地域の活性化や桜を楽しんでいただくための環境整備等に活用されます。


協力金を支払うと、当日限り有効の領収書がもらえます。
再入場の際は、入り口の係員に領収書を提示してください。
徴収日 | 桜まつり開催期間中 |
徴収場所 | さい川さくら公園駐車場入り口 |
協力金額 | 一般車両:500円 大型・中型車:1,000円 |
すのまた桜まつり 周辺の交通規制
すのまた桜まつり開催中に墨俣一夜城を訪れる際は、毎年恒例の大規模な交通規制にご注意ください。
規制期間は、2025年3月22日(土)から4月13日(日)までとなっています。
交通規制の場所

花見の時期は、多くの鑑賞客で周辺道路の交通量も非常に多くなります。
特に土日は混み合いますので、駐車場探しや交通渋滞によるストレスを避けるためにも、時間に余裕を持ってお出かけすることをおすすめします。
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おわりに

今回は、墨俣町にある「墨俣一夜城・犀川堤の桜」を紹介しました!
記事をまとめると、
・墨俣一夜城・犀川堤の桜並木は、墨俣町にある桜の名所。
・堤防沿いには約800本の桜の木が植栽され、昼と夜で幻想的な風景を楽しめる。
・見頃時期は、例年3月下旬〜4月上旬頃。
・最寄りの駐車場は、さい川さくら公園駐車場が便利。
・すのまた桜まつり中は周辺で交通規制があるので注意。
今年の春は大切な人と一緒に、ぜひ墨俣の桜を楽しんでみませんか?きっと素敵な思い出になるはずです。
以下の記事では、春におすすめのフォトスポットについて紹介しています
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