こんにちは、ぐり子です!
だんだん寒さが増してきて朝起きるのがつらい季節になりましたね。
温かい布団の中から出られずつい二度寝してしまう人も多いのではないでしょうか。
でも今冬はいつもよりちょっとだけ早く起きてみませんか?タイミングが良ければ美しい日の出の写真が撮れるかもしれませんよ。
特に冬場は夏に比べると日が出る時間が遅く、だいたい朝の7時前後に見られるので狙い目です。
今回は、日の出写真の魅力と、スマホで撮影する時のポイントについて紹介します。
※掲載写真は、2022年12月30日に撮影したものです。
・日の出の写真をキレイに撮りたい方
・簡単にカッコいい写真を撮りたい方
・冬シーズンの写真のネタを探している方
・いつもとは違った雰囲気の写真を撮りたい方
今冬は少し早起きして日の出の写真を撮りに出かけよう!
刻々と変わる空の表情が美しい「日の出写真」
こちらの写真は早朝の6時半頃と7時頃に撮影した写真です。
自分で言うのもなんですが、めちゃくちゃキレイな写真ですよね。
日の出写真の魅力は、夜明け前から日が昇るまでの時間でしか見られない空の表情がとても美しいことです。
暗かった空が少しずつ明るくなり、地平線がほんのりオレンジ色に色付き始め、次第に赤く燃え上がるような空へと変化していく様子はとても見応えがあります。
特に冬の時期は空気が澄み切っているので、朝焼けや夕焼けの空の写真を撮るのにベストな季節です。
普段は日中の明るい時間帯に撮影した写真ばかりで、なかなか朝方や夕方に写真を撮る機会がない人はぜひこの機会に挑戦してみましょう。
日の出の時刻・方角など事前の準備はしっかりと
まず、日の出を撮影する前に日の出の時刻と太陽が出てくる位置を調べておきましょう。
ネットで検索すればお住まいの地域別に日の出の時刻や位置を調べることができますが、より正確に知りたい方は「日の出・日の入り時刻方角マップ」が便利です。
日の出・日の入り時刻方角マップの使い方
「日の出日の入りマップ」では、地図上の緑色の矢印のマーカーを移動させることで日の出と日の入りの時刻や方角が瞬時に調べられます。検索結果は、地図上に赤いラインで表示されるため分かりやすいです。
また、画面上部にあるカレンダーマークをタップすれば任意の日付で調べることもできます。
任意の日付で検索する方法
①カレンダーマークをタップ→②調べたい日付を選択→③選択した日付で検索結果が表示される。
\日の出・日の入りマップでの検索はこちら/
日の出はどこで撮るのが良い?キレイに撮れる場所は?
ぶっちゃけ、太陽が見える場所ならどこでもOK!
地平線や水平線から昇る日の出を撮影したいなら、建物などで景色を遮らない、日の出方向が開けている場所を選ぶと良いでしょう。
冬の早朝はすごく寒い!防寒対策をしっかりと!
冬場で日の出の撮影をしようと思うとだいたい1〜2時間くらいは寒い屋外で過ごすことになります。
寒さに震えてしまわないように外に出る前にしっかりと防寒対策をしましょう。
ちなみに私はダウンジャケット、マフラー、イヤーマフと手袋を付けて出掛けました。
長い時間寒い屋外で過ごすので
何か温かい飲み物を持っていくのも良いかも♪
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夜明け前〜日の出の写真を撮影するコツ
日の出の写真を撮る前に注意することや撮影のコツは、以下の3つです。
①日の出の1時間前には外で待機
②日の出前は「夜景モード+マイナス補正」で撮影
③日の出後は「HDR機能をON」逆光で撮影
これらを意識するだけで初めて日の出を撮影する人でも簡単にキレイな写真を撮ることができますよ。
それぞれ順番に説明していきますね。
①日の出の1時間前には外で待機
日の出の撮影を楽しむなら日の出の1時間前から待機するのがベストです。
「日の出だけ見れればいいや」という人は日の出の15分前くらいに行けば大丈夫ですが、少しもったいないです。
個人的には日が昇ってからよりも、日が昇る前の真っ暗だった空が少しずつ明るくなって色が移り変わっていく様子が最高にキレイでした。
また、日の出前には「ブルーアワー」と呼ばれる空が濃い紫〜青のグラデーションに染まる時間帯があります。
豆知識:ブルーアワーとは?
\こんな感じのやつ/
ブルーアワーとは、日の出前と日の入り後に発生する空が濃い青色に染まる時間帯のことを言います。
だいたい日の出の1時間前から30分前くらいに見ることができるのですが、これがとても美しいんです・・・
これを見ずして「日の出だけ撮って帰る」なんてもったいなくないですか?
日の出の写真を撮るなら、少し早めに外に出て夜明け前の空の色の移り変わりを楽しみながら撮影してみましょう。
②日の出前は「夜景モード+マイナス補正」で撮影
まだ日が出ていない真っ暗な時間帯に撮影する時は夜景モード(ナイトモード)での撮影がおすすめです。
暗い場所で撮影する時に通常のモードで撮ると、全体が暗すぎて黒く潰れてしまい写真が不鮮明になりがちです。
しかし夜景モードに設定して撮影すると、光を取り込む時間が長くなり、露光やフラッシュを自動制御してくれるので鮮明でキレイな写真が簡単に撮れます。
より写真の仕上がりにこだわるなら、カメラの明るさをさらに暗めに設定しましょう。するとより写真に深みが出て魅力的な写真が撮れます。
【Androidでの夜景モードの設定方法】
カメラアプリを起動し、モード選択の「その他」をタップします。
次に表示されるメニュー欄から「ナイト」を選択しタップ。画面右下に三日月マークが表示されたらOKです。
※最新機種のスマホは撮影時に自動的に夜景モードに切り替わりますが、そうでない場合は手動で設定してください。
※お使いの機種によってはモードの名称が異なる場合があります。
夜景モードにすると、シャッタースピードが長くなるため手ブレに注意しましょう。
シャッター幕が空いている間にカメラがブレると、そのブレが出来上がった写真に反映されてしまいます。
撮影中はスマホをしっかり固定しブレないように注意しましょう。
③日の出後は「HDR機能をON」逆光で撮影
太陽が顔を出して辺りが明るくなってきたら、夜景モードを解除して普通の撮影モードで写真を撮ります。
この時に「HDR機能をON」に設定するとより写真がキレイに仕上がります。
HDR(ハイダイナミックレンジ)機能とは、明暗差が激しい撮影状況で写真の白飛びや黒つぶれを緩和してくれる機能のことで、これを使うと画面の明るい部分と暗い部分を丁度よい明るさに調整してくれます。
【AndroidでのHDR機能の設定方法】
カメラアプリを起動し、左上にある歯車マークをタップします。
カメラ設定の下のほうにある「自動HDR」をON(青色)にしたら設定完了です。
実際に早起きして日の出の写真を撮ってみました【体験レポ】
ここからは私が実際に撮影した夜明け前と日の出の写真を紹介します。
今回は、12月30日の午前5時52分から撮影を開始しました。
- 5時52分
真っ暗でまだ日は出ていません。辺りはシーンと静まり返っています。
(奥の方で白く光っているのは街灯です)- 6時00分
空が少し赤く色付き始めました。けれどもまだまだ辺りは真っ暗です。
- 6時05分
空が少し明るくなり、ぼんやりと色付いていた空が薄いオレンジ色に染まっていきます。
上のほうに雲が被ってしまっていますが、上空は濃い青色に染まっていて二層の空がとても美しいです。- 6時30分
それまで黒く覆っていた雲が開けてきて、空全体が明るくなってきました。
地平線に近い位置の空は濃いオレンジ色に染まっていきます。- 6時45分
さらに空が明るくなっていき、空全体がほんのりオレンジ色のグラデーションに広がっていきます。
この頃になると、チュンチュンと雀の鳴き声が聞こえ始め、辺りを見渡すと空全体がかなり明るくなっていることに気が付きます。
- 7時00分
7時になりました。
数分前までは淡い色合いの空だったのが一変して、空全体が赤く燃え上がっているような光景が広がります。
まるで映画のワンシーンのような神々しさです。- 7時05分 日の出
しばらくすると地平線から強い光を放ちながら太陽が顔を出しました。待ちに待った日の出です。
まだ日も出ていない時間から待ち続けること1時間弱。ようやく太陽に出会えました。
今回、日の出の写真を撮るのは初めての試みでしたが、「頑張って早起きしたかいがあった!」と心から思える1時間でした。
ただ少し残念だったのが、撮影した日は曇り空だったので雲の部分が多く、空があまり見えませんでした。
次回は晴れの予報の日に早起きをして日の出の撮影リベンジをしてみたいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
冬の時期に撮影する夜明け前と日の出の写真は、最高にカッコいい1枚が撮れますよ。
ぜひあなたも今冬は少し早起きして美しい日の出の写真を撮影してみてはいかがでしょうか?
早朝に写真撮影に出掛ける際は、
くれぐれも風邪をひいてしまわないようにしっかり防寒して撮影を楽しんでくださいね。
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