こんにちは、ぐり子です!
いよいよお花見の季節がやってきました。
桜の花が咲く季節になると、街中はピンク色に染まってとても美しい光景になりますよね。
そんな素敵な桜の写真を、スマホで撮りたいと思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、桜の写真を上手に撮るためには、いくつかの撮影のポイントを押さえる必要があります。
そこで今回は、お花見の際に役立つスマホでの写真撮影のコツやアイデアをご紹介します。
ぜひ、お花見に行く前にチェックしてみてくださいね。
【結論】スマホで桜の写真を撮るコツとは?
桜そのものを撮る場合
- 桜の花をアップで撮る
- 背景の青空を活かして撮る
- 背景をボケさせて撮る
- 夕方や夜に撮ってみる
桜と人物を撮る場合
- 桜をバックに撮る
- 手や足元など身体のパーツを写す
- 後ろ姿を撮る
・桜を撮る前のスマホカメラの設定
・桜を綺麗に撮るコツ
・桜と人物を綺麗に撮るコツ
・写真映えするおすすめの構図
・桜の写真を撮る時に気をつけたいこと
【1】桜を撮る前のスマホカメラの設定
まず、桜を美しく撮影するためには、適切なカメラの設定が必要です。
ここではスマホで写真を撮る前にチェックしておきたいカメラの設定を紹介します。
チェックしたいスマホカメラの設定
・露出補正で画面の明るさを調整する
・撮りたいものにピントをしっかり合わせる
・写真アプリのフィルターをかけて撮影する
ここで紹介する内容は、
【スマホで写真を綺麗に撮る基本テクニック】でも詳しく書いています。
良ければ参考にしてみてくださいね。
あわせて読みたい
露出補正で画面の明るさを調整する
よくある失敗写真で一番多いのは「写真が暗い」ことです。
スマホカメラは自動で明るさを調整してくれるのですが、明るい場所で撮影すると逆に画面を暗くしようとするので、写真が思っていたよりもずっと暗くなってしまいます。
撮った写真が暗くならないようにするには、メインとなる被写体が自然な明るさになるよう、「露出補正」を使って画面の明るさを調整します。
(写真左)露出調整なしで撮ったもの。目で見るよりも暗い仕上がりです。
(写真右)同じ場所で露出を上げて撮ったもの。はっきり明るい写真に仕上がりました。
露出補正は、カメラアプリを起動し、画面をタップすると表示される太陽のマークで調整することができます。
このアイコンを左:マイナス(−)にすると暗く、右:プラス(+)にすると画面を明るくすることができます。
画面の明るさを目で見てちょうど良い明るさに調整すればOKです。
「せっかく綺麗に撮れた写真なのに、なんか暗い…」という失敗を防ぐことができますよ。
撮りたいものにしっかりピントを合わせる
写真を撮る時に常に頭に置いておきたいのが、撮りたいものに「ピントをしっかり合わせること」です。
スマホで写真を撮る場合、カメラが自動でピントを合わせてくれますが、必ず綺麗にピントが合うとは限りません。
必ず手動でピント合わせをする習慣をつけましょう。
(写真左)ピント調整なしで撮ったもの。ピントが合わなくてボケています。
(写真右)ピント調節して撮ったもの。くっきりとした仕上がりです。
ピント合わせはカメラアプリを起動し、ピントを合わせたいものにタップすることで調整することができます。
設定をロックしたい場合は、画面をダブルタップで鍵マークが黄色に表示されればOKです。
ロックすることで対象物から焦点がズレなくなるため、撮りやすさが格段にアップします。
ピント合わせを行うと、写真がシャープでくっきりとした仕上がりになります。
写真アプリのフィルターをかけて撮影する
写真におしゃれ感を出すなら、フィルターで写真の色味を変えた状態で写真を撮るのがおすすめです。
例えば、古いフィルムカメラで撮影したようなレトロフィルターや、ふんわり優しい雰囲気が出せるフィルターなど、ボタンひとつで写真にいろいろな効果をかけられるのが魅力です。ぜひ使ってみましょう。
(写真左)フィルターなしで撮ったもの。
(写真右)フィルターをかけて撮ったもの。色味がより鮮やかでおしゃれな仕上がりに。
フィルターは、カメラアプリを起動し、編集アイコン「フィルター」から選択することができます。
フィルターはたくさん種類があります。
いろいろ試してフィルターの効果を楽しんでみてください♪
広告
【2】桜を綺麗に撮る方法
さてここからは、桜の写真を撮るコツを「桜」「桜と人物」の2つのポイントに分けて説明しますね。
まずは1つ目のポイントです。
桜そのものを綺麗に撮るときは、以下のような方法があります。
・桜の花をアップで撮る
・背景の青空を生かして撮る
・背景をボケさせて撮る
・夕方や夜に撮ってみる
ここで紹介する方法は、
【花の写真を撮るマル秘テクニック】でも詳しく書いています。
良ければ参考にしてみてくださいね。
あわせて読みたい
桜の花をアップで撮る
一番シンプルで撮りやすいのが、桜の花をアップで撮る方法です。
撮りたい桜にスマホカメラを近づけて撮影するだけなので、誰でも簡単に美しい桜の写真を撮ることができます。
スマホのズーム機能を使うと画質が荒くなってしまうので、近付けるところまで近付いて撮るのがオススメです。
アップで写真を撮る時は、先端に咲いている桜の花を狙いましょう。
カメラを近付けやすい低い枝のものがおすすめです。
青空を見上げるように撮る
美しい桜の写真を撮るなら、空を背景にすると魅力的な写真を撮ることができます。
特に晴れた日は、桜のピンク色の花がより鮮やかに見えるので春らしい雰囲気の写真が撮れますよ。
少し高いところにある花などを見上げて、背景に空が写るようにして撮ります。
直射日光が当たるような場所では稀に画面が白く飛んでしまうことがあるため、露出補正をして明るさを調整しながら撮りましょう。
背景をボケさせる
奥行きのある写真を撮るなら、背景ボケのテクニックを使ってみましょう。
背景ボケとは、ピントの合う範囲を変えて行う撮影テクニックのことです。
写真の主役となる手前の桜にピントを合わせて背景をぼかすことで主役の花が浮き立ち、ダイナミックな写真に仕上げることができます。
上手く背景をボケさせるには、写したい桜の花と背景との距離が離れていることがポイントです。
手前にピントを合わせることで、背景がいい感じにボケさせることができます。
逆に、背景にピントを合わせて手前のものをボケさせる方法もありますよ。
さまざまな撮影方法をトライしてみましょう♪
夕方や夜に撮ってみる
いつもとは違った桜の写真を撮るなら、暗くなった夕方やライトアップされた夜などに撮ってみるのもおすすめです。
昼間とは違った幻想的な美しさで、ロマンチックな写真を撮ることができます。
フラッシュを控え、HDRや夜景モードで撮影します。
夜景モードにするとシャッタースピードが遅くなり手ブレしやすくなるので、三脚を使うなどしてカメラをしっかりと固定しましょう。
広告
【3】桜と人物を綺麗に撮る方法
次に、2つ目のポイントです。
桜と人物を綺麗に撮る方法は以下のような方法があります。
・桜をバックに撮る
・後ろ姿を撮る
・手や足元など身体のパーツを写す
桜をバックに撮る
人と一緒に撮るときは、桜をバックにして撮るのが一番簡単です。
先程紹介した背景をボカすテクニックを使うと、人物がはっきりと写って写真全体ががスッキリします。
目立たせたい被写体にピントを合わせ、背景がいい感じにボケたタイミングでシャッターを切ります。
この時に被写体に近付いて少し低い位置から撮ると、より魅力的な写真になります。
白色や水色などの淡い色合いの服装にすると、背景の桜のピンク色が鮮やかに見えておしゃれな雰囲気になりますよ。
後ろ姿を撮る
あえて顔を写さず、人物の後ろ姿を撮ってみましょう。
顔が見えない写真は「写真の人物はどんな表情をしているんだろう?」と、見る人の想像力をかき立てることができるため、写真に物語性を演出できます。
後ろ姿の写真を撮る時は、背景が大きく写ることが多いため、背景を意識して撮影しましょう。
なるべく人混みを避け、静かでシンプルな場所で撮影するのが望ましいです。
手や足元など身体のパーツを写す
最近流行りの、手や足元など身体のパーツだけを写す写真にもチャレンジしてみましょう。
手元や足元を撮影すると、写真に立体感や深みが生まれ、視点の変化を楽しむことができます。
また、被写体の雰囲気や感情を表現することもできます。
手元を撮影する場合は、花に優しく触れようとしているような仕草で撮ります。(この時に花に触れたり、花びらを摘まむのはNG)
足元を撮影する場合は、真上から撮ったり、被写体の足元に近付いて撮るなど、カメラのアングルに意識して撮影します。
また、身につけているジュエリーや靴の色や形にこだわると個性を表現できます。
【4】写真映えするおすすめの構図3選
写真を撮る上で、構図は非常に重要です。
撮影する被写体をどのように配置し、どのような角度から捉えるかによって、写真の印象や雰囲気が大きく変わってきます。
今回は、桜の写真を撮る時におすすめの構図と効果について紹介します。
おすすめの構図3つ
・日の丸構図
・三分割構図
・放射線構図
日の丸構図
撮りたいものが一番伝わりやすい撮り方なので、誰でも簡単に魅力的な写真を撮ることができます。
ポイントは、被写体を大きく写したり、被写体以外の背景をボケさせます。
すると被写体がより強調され、インパクトのある写真に仕上がります。
日の丸構図は、最も有名でシンプルな構図です。
被写体が強調されるため、Instagramのスクエア(正方形)などに向いています。
三分割構図
ポイントは、線が交差する4つの点のいずれかに被写体を配置します。
簡単にバランスのとれたいい感じの写真を撮ることができるので、おすすめです。
放射線構図
「奥行き」や「躍動感」を感じさせ、見ていると奥に吸い込まれそうな、非常に印象的な写真になります。
ポイントは、遠く奥まで続いていくような道や川など、直線が多い場所で撮影します。
構図を意識して撮影するなら「グリッドライン」を使ってみましょう。より簡単に写真を撮ることができます。
グリッドラインの表示方法
カメラアプリ内の歯車のマークをタップすると、カメラの設定ページが表示されます。
カメラ設定のなかにある、グリッドラインの項目をタップし、ON(青色)になればOKです。
上の画像のようにグリッドラインを表示して、いろいろな構図を試してみてください。
桜の写真を撮る時に注意したいこと
ここでは、桜スポットで写真撮影を行う時に注意したいことを紹介します。
他人への配慮を忘れずに
桜の開花時期は多くの人々が花見や散歩に訪れます。そのため周囲の人々への配慮が必要です。
大声で話す、飛び跳ねるなどの迷惑行為や、写真撮影に集中しすぎて場所を取りすぎたり、通行を妨げたりしないように気をつけましょう。
桜に触れないようにしよう
桜は非常にデリケートな植物です。ちょっとしたことで傷が付き、ダメになってしまいます。
昨今SNS映えを優先して、勝手に花を摘んだり、木の上にぬいぐるみなどを乗せたりして写真を撮る人がいますが、やめましょう。
マナーを守って桜を楽しんでくださいね♪
スマホで桜の写真を撮って楽しもう!
ここまで、スマホで桜の写真を綺麗に撮るためのコツを紹介しました。
今回の記事をおさらいすると、
スマホで桜の写真を撮るコツとは
桜の写真を撮るためには、撮影のタイミングがとても重要になります。
桜の開花状況や天候などによって、撮影するタイミングが大きく左右されるため、事前に情報収集が必要です。
そして何よりも、自分なりの感性を大切にすることが重要です。
自分が見た桜の美しさを自分のカメラで表現することができたら、それはとても素晴らしいことです。
桜は日本の象徴的な花であり、その美しさに多くの人が魅了されています。
春を告げる桜の季節には、ぜひ自分なりの写真を撮影して、その美しさを堪能してみてください。
最後に、今回ご紹介したコツを参考に、素晴らしい桜の写真を撮影できることを願っています。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
この記事があなたの参考になりましたら幸いです。
おすすめの書籍【PR】
当ブログでは、スマホカメラで楽しむ写真趣味について発信しています!
興味を持ってくれた方は良ければ下の記事も読んでみてくださいね♪
コメントはお気軽に!