今回は岐阜県関ケ原町にある「十九女池公園」へ、新幹線の写真を撮りに行ってきました!
ここは前回ブログで紹介した「大垣ひまわり畑」と同じ、新幹線が見れるスポットとして人気の場所なんです!
また、ここでは睡蓮が咲く広い池があり、ヒメコウホネという全国的にも珍しい花が自生しています。
睡蓮の見頃シーズンに合わせて訪れたところ、池の水面で色鮮やかな花を広げる睡蓮の姿や、一番のお目当てだった猛スピードで走り抜ける新幹線の様子もカメラに納めることができました♪
この記事では、現地で撮影した写真とともに十九女池公園の見どころや睡蓮&ヒメコウホネの見頃時期などをご紹介します!
・十九女池公園の場所や駐車場情報
・十九女池公園の雰囲気
・絶滅危惧種の花ヒメコウホネの特徴
・睡蓮&ヒメコウホネの見頃時期
・東海道新幹線の場所
最終更新日:2023年7月14日
十九女池公園ってどんなところ?
十九女池公園(つづらいけこうえん)は、JR関ケ原駅から南東へ徒歩10分程の距離にある広い公園です。
敷地内には大きな池があり、「スイレン(睡蓮)」と「ヒメコウホネ」という絶滅危惧種に指定されている珍しい水草が自生、花が開花し始める6月中旬頃にはピンクや白色などの色鮮やかな花が水面一帯に咲き誇ります。
また、池の上には東海道新幹線が通る橋がかかっており、至近距離から新幹線を見ることができるので、穴場の撮影スポットとしても知られています。
休日でも比較的空いているため、敷地内の散策や写真撮影を楽しみたい方におすすめのフォトスポットです。
十九女池公園は、間近で新幹線が見ることができる数少ないスポットです。
初夏に見ることができる睡蓮と新幹線との共演はぜひとも写真に納めたいですね♪
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絶滅危惧種の睡蓮「ヒメコウホネ」とは?
十九女池には、「姫河骨(ヒメコウホネ)」という絶滅危惧種に指定された全国的にも非常に珍しい水草が自生しています。
ヒメコウホネは、葉を水面に浮かせて成長する水生の多年草で、直径3〜5cm程の小さな黄色の花を水面から突き出すようにして咲かせます。
大きな花びらのように見える部分は実はガクであり、本来の花は中央にあります。
ヒメコウホネは睡蓮の仲間ですが、睡蓮とは違い、花を水面から突き出して咲くのが特徴です。
毎年6月中旬頃から花が咲いている様子を見ることができます。
十九女池公園を散策〜池の上を新幹線が通過する自然豊かな公園
地図を見るとよく分かるのですが、十九女池公園は縦に長く、とても広いです。
北側には休憩所やトイレが設置されている小さな広場があり、南側には歩いて池の外周をぐるっと1周できるウォーキングコースが続いています。
ここでは分かりやすく「広場がある北側」と「ウォーキングコースがある南側」の2つに分けて紹介します。
※こちらで紹介する内容には、2022年11月下旬に来訪した時の写真も載せています。
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十九女池公園北側(広場)
北側にある広場の様子です。
広場のすぐ目の前には東海道新幹線が通る大きな橋と池が広がっています。
数分おきに「ゴオオオ…」という轟音と共に新幹線が通り過ぎていきます。
広場の周りを見渡すと様々な種類の木が植えられていて、自然豊かな雰囲気です。
昨年11月下旬に訪れた時はちょうど紅葉シーズン真っ只中で、辺りはオレンジや黄色に染まった樹木がとてもキレイでした。
昨年11月下旬に訪れた時の様子
広場の西側には「十九女乃宮」という小さな社や「十九女池と竜女伝説」と書かれた立派な看板が立っています。実はこの十九女池には「大蛇の化身である美しい娘の伝説」があり、古くから言い伝えられているのだそうです。
竜女伝説が残る建築物
広場を散策していると、腰がかけられる椅子とテーブルがある休憩所もありました。
歩くのに疲れたらここでひと休みするのも良いかもしれません。
十九女池公園南側(ウォーキングコース)
続いて、南側のウォーキングコースを見ていきましょう。
北側の広場から池の外周を歩いていくと道が奥まで続いています。
この道は、約900m程の長いウォーキングコースとなっており、ずっと歩いていくと池をぐるっと1周することができます。
ウォーキングコース沿いは緑溢れる美しい景色が広がっています。
天気の良い日に訪れると、緑の葉がより鮮やかに見えてとても気持ちが良いです。
池には、睡蓮とヒメコウホネの濃い緑色の水草の葉が見えます。
実際に見てみると分かるのですが、池の半分が埋まるくらい水草が広がっており、その数に圧倒されます。
初夏の花の開花時期には、水面に可憐な花を一斉に咲かせ、涼しげな光景を見ることができます。
花の見頃時期を過ぎたオフシーズンの秋冬に訪れるとこんな感じに。
池の水面に水草の葉が大量に浮かんでいるだけでなんとも寂しい雰囲気です。
池の底はとても濁っていて真っ黒で何も見えません。
しかし、じっと水面を眺めていると水の中に住む生き物(魚か亀?)を見ることができます。
十九女池公園敷地内での魚釣りは禁止されています。
十九女池公園では絶滅危惧種のヒメコウホネを始めとする野生の動植物が数多く点在します。自然保護のため釣りは控えましょう。
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睡蓮&ヒメコウホネの見頃時期は、6月中旬から7月中旬頃
十九女池公園で見ることができる睡蓮&ヒメコウホネの見頃時期は、例年6月中旬から7月中旬頃の「午前中」です。
睡蓮の花は、早朝からゆっくりと咲き始め、午前9時頃には満開になります。
そして午後には花が閉じてしまうため、鑑賞するなら午前中に訪れるのがおすすめです。
※見頃の時期は、その年の天候や気候に大きく左右されますので、多少時期がズレる場合があります。
事前に公式サイトなどで開花状況を確認しましょう。
お出掛け前にGoogleのクチコミやSNSなどで開花状況をチェックすると間違いないですよ♪
睡蓮&ヒメコウホネの場所
睡蓮&ヒメコウホネの場所
睡蓮とヒメコウホネが咲く場所は、ピンク色で囲った場所にあります。
新幹線が通る橋の真下辺りには睡蓮の花が密集しており、池の南西から南最奥に向かってヒメコウホネの群生が広がります。
十九女池公園は新幹線が見える公園
十九女池公園の敷地内には、東海道新幹線が通る橋がかけられています。
ちょうど岐阜羽島駅から米原駅区間の線路上にあり、数分おきに新幹線が通過していきます。
新幹線が通っていく橋との距離がとても近く、至近距離から高架上を走り過ぎる新幹線を見ることができます。
新幹線を見るなら、駐車場前の広場付近か、南側にあるウォーキングコースから見るのがおすすめです。
撮影場所によっては迫力のある写真を撮ることができますよ♪
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十九女池公園の場所と行き方
基本情報
住所 | 〒503-1501 岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原3527-1 |
営業時間 | 24時間営業 |
駐車場 | 無料駐車場あり/約6台 |
トイレ | あり |
公式サイト | 関ケ原観光ガイド・十九女池(クリックで表示) |
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アクセス
名神高速道路「関ケ原IC」より東に車で5分
JR関ケ原駅より徒歩10分
駐車場
十九女池公園には車が停められる無料駐車場がありますが、停められるのは6台程で数が少ないです。
新幹線が見える場所までは、無料駐車場から歩いてすぐの距離にあります。
目の前にある階段を上がって少し歩いた先が目的地です。
トイレ
駐車場から歩いて数分程の距離には、公衆トイレもあります。
トイレは男女共用スペースとなっていますので、気になる方はご注意ください。
まとめ
・十九女池公園は、岐阜県関ケ原にある広い池。
・絶滅危惧種に指定されている珍しい花・ヒメコウホネの自生地として有名。睡蓮も見れる。
・池の上には東海道新幹線が通る橋がかかっており、間近で新幹線を見ることができる。
・自然豊かな場所で四季折々の風景や様々な生き物に出会う事ができる。
・睡蓮とヒメコウホネの見頃時期は、6月中旬から7月中旬頃。鑑賞は午前中がベスト。
今回は、関ケ原にある「十九女池公園」を紹介しました。
もし関ケ原に訪れる機会がありましたら、池の上を走り抜けていく新幹線の姿や、黄色の可愛らしい花を咲かせる睡蓮・ヒメコウホネを見に足を運んでみて下さい。素敵な写真が撮れること間違いなしですよ。
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以下の記事では、岐阜県内で楽しめるお出かけ情報について紹介しています。
ぜひ併せて読んでみてください。
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